全呉将紹介 | |||||
や行 | |||||
ユサン 兪賛 |
ユウトツ 尤突 |
ユウボク 熊睦 |
ヨウキ 羊徽 |
ヨウタク 羊度 |
ヨウドウ 羊衜 |
ヨウコウ 姚光 |
ヨウシン 姚信 |
ヨウタイ 姚泰 |
ヨウコウ 楊弘 |
ヨウサン 楊粲 |
ヨウジク 楊竺 |
ヨウスウ 楊崇 |
ヨウテキ 楊迪 |
ヨウボク 楊穆 |
ヨウユウ 楊融 |
兪賛(ゆさん) 営都督で272年に歩闡が反乱を起こし羊祜が呉に攻めてくると呉に背いて晋将である楊肇の陣に逃げ込んだ。 |
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尤突(ゆうとつ) 鄱陽の不服住民たちの首領で曹操と内通し印綬を受けて反乱を起こしたが陸遜に討伐された。 |
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熊睦(ゆうぼく) 尚書で孫皓の暴虐のさまを見て、それを諌めようとしたところ孫皓は命じて熊睦を刀の柄で撲殺させた。 |
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羊徽(ようき) 顧譚の名声の高さの引き合いに出された太尉でそこそこ高い名声を持っていた。 |
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羊度(ようたく) 孫皓に仕えた宦官。 |
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羊衜(ようどう) 南陽の人で齢二十歳の時に中庶子となり、孫登が太子となると賓客に任ぜられた。 羊衜は人物鑑定家でもあったようで、李衡ちおう人物を多事多難の世にあって尚書のもとで劇務を担当する郎官となるべき才を持っていると評価し、呂壱が権力を欲しいままにしていたとき、その呂壱を追い詰められるのは李衡以外いないとし、李衡を郎官に推挙した。 他には当時、魏の降将である隠蕃と多くの武将が友好関係を結んだが、羊衜はそれを拒み付き合おうとしなかった。人々はそれをいぶかしんだが、後に隠蕃が反逆を起こすと、人々はその先見の明に敬服した。 又、太子孫登の四友や他の賓客である諸葛恪、顧譚、謝景、范慎等はその才能を高く周りから評価されていたが、羊衜は彼等に対し厳しい評価をしたので人々の怨みを買い冷たく扱われた。しかし、後にこの四人は身をあやまることになり、語の人々は羊衜のいうところにはちゃんとした根拠があったのだと評判した。 239年、使者として遼東へ将軍の孫怡等と向かい、魏の守備将である張持、高慮らを撃って、その配下の男女を捕虜とした。 羊衜は桂陽太守にまで昇進して死去した。 |
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姚光(ようこう) 趙達伝の注釈で使われてる抱朴子に出てくる仙人で火術をマスターしていた。 孫権は自ら姚光を試そうと荻を数千積み上げ姚光をその上に座らせ一気に燃やしたが荻が燃え尽き姚光は流石に灰になってしまったであろうと思われたが、姚光は灰の中に端座しており、衣を振って立ち上がった。 |
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姚信(ようしん) 陸績の娘の鬱生を称賛して文集にて上表している。 二宮の変の際には孫和の懐刀となっていると言いがかりをつけられて顧譚らと同様流罪の刑にあったと思われる。しかし孫和の息子である孫皓が即位すると、太常に任じられているようである。 何となく陸家の繋がりが近いようなイメージを与えるが定かではない。因みに陸凱には才ある人物と紹介されている。 |
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姚泰(ようたい) 江陵の県令で魏の大軍が攻めてくると兵を預かって城の北門を固めていた。しかし、形勢が不利になると魏に降ろうとしたが実行に移す前に事が発覚し斬られた。 |
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楊弘(ようこう) 袁術の長史で袁術死後、大将の張勲らと共に部下を引き連れて孫策の元に身を寄せようとしたが廬江太守の待ち伏せに合い捕らわれる。 |
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楊粲(ようさん) 222年、魏が三方から侵攻してくると、楊粲は諸葛瑾と潘璋等と南郡の救援に向かった。 |
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楊竺(ようじく) 広陵の人で若くして人々の名声を集めていた。二宮の変の際、孫覇側について吾粲、陸遜等を讒言し貶めている。 しかし、後に孫権は孫覇に自殺を命じると楊竺も誅殺され、その死体は長江に投げ捨てられた。 一方、呉録では楊竺が孫権に孫覇は文武両面に優れてた資質があり、正式に跡継ぎにするべきだと主張すると孫権は孫覇を太子に立てる約束をした。だが、この話が漏れてしまい陸遜がこの件に関して諌めるべく上表すると孫権はこの話を漏らしたのは楊竺だと疑い取り調べると、楊竺は取調べの厳しさに耐え切れず自分が言ったと認めると斬刑に処されたと書かれている。 |
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楊崇(ようすう) 典軍の立場にあり滕胤が反乱を起こすと呼び寄せられた。 |
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楊迪(ようてき) 豫章出身の人物で隠蕃との付き合いを拒み、後に隠蕃が謀反を起こそうとすると、人を見る目があったと褒められた。 |
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楊穆(ようぼく) 楊竺の兄で弟に孫覇派に加わるなと助言したが、楊竺は誅殺される。 楊穆は死刑は免れたが南方の州に配流された。 |
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楊融(ようゆう) 中書で孫奮に豫章に移る命令の詔勅を持っていった。 |
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